マンガ描いてるシーンより下着シーンの方が多い…だと……! 今年一番危険な“ゲスい”「バクマン。」——「俺とSEXすれば売れる」(香穂)

マンガには毎年ブームがある。今年だと、去年刊行開始された「ハイキュー!!」(古舘春一)からの流れか、「不沈アタッカー」(粂田晃宏 )、「神様のバレー」(原作:渡辺ツルヤ/画:西崎泰正)とバレーボールマンガがジワリと存在感を増している。

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【#俺マン2012 総評】集計結果から探る、注目のルーキー、ネクストブレイクは誰か?

全3948票の投稿を集計した#俺マン2012のランキングが7日に発表されました。上位陣はまさに2012年の大物タイトルと呼ぶべき作品がずらりと並ぶ結果になりましたが、一方で50位以下のゾーンにも濃い作品がひしめいています。データと偏見を織り交ぜながら、#俺マン2012の集計を行なったネルヤの編集長・小林が、改めて集計結果から注目作家やトレンドを分析します。

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「ママゴト」完結! 「大東京トイボックス」「暗殺教室」「ハイスコアガール」など注目作新刊も(2012/12/24〜12/31)

いよいよ2012年残すところわずか。年内最後の新刊発売となる今週も、ギリギリまで話題作の発売が続く。大型連休の前後は出版社の活動や書店の入荷もストップするため、売り切れタイトルの重版や再入荷も通常より時間がかかる場合が多い。気になるタイトルはなるべく早く確保しておきたい。

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少女の上位概念としての「男の娘」——「君の中の少年思考」(金子歩)

「君の中の少年思考」(金子歩)1巻の帯には「ノンケの君にバーン!」というフレーズが入れられている。そう、本作は「エロ大臣」と呼ばれる男子高生の反町と、男の娘系の同級生(男)のラブストーリーなのだ。

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アブノーマル思春期の旗手、ふみふみこのイノセンスとは何か?――「さきくさの咲く頃」(ふみふみこ)

青春というのは、大人になる前の幸福なモラトリアムとして機能している。挫折や失敗があるにせよ、プレ大人としての自由と、子ども的なイノセンスが同居することを許される、輝かしく描かれる季節だ。だが、ふみふみこの想像力は、青春を喪失の物語としてとらえた。

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失われた“少女性”を蘇らせたのは男の娘だった――「ぼくらのへんたい」(ふみふみこ)

“少女性”をめぐる問題は、男性で問題になることはほとんどなかった。“少女性”なんだから当たり前だと思われるかもしれないが、ここで僕がいう“少女性”というのは、実のところ女性に限った話ではない。

セクシャリティから切り離された子ども時代から、自分が性的な存在であることを受け入れた大人になるまでの、セクシャルでありながらセクシャルでない状態を僕は“少女性”と呼んでいる。自己認識としてはまだセクシャリティを受け入れきっていないが、身体的にはすでにセクシャルな対象として他者から視線を投げられる、そういう状態だ。

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「ちづかマップ」新シリーズ刊行開始! ふみふみこは女装モノ最新作リリース(2012/08/06~08/12)

1週間の注目新刊をまとめてチェック。盆休み直前という人も多そうな今週は、週末に向けて注目作が増えていく傾向。休み中に読む作品を忘れず購入しておこう。

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