鳥山明の衣鉢を継ぐ、少年マンガのど真ん中——「七つの大罪」(鈴木央)

昨年の暮れに、マンガ好きの人と2013年の各マンガ誌の話になったとき、「来年は週刊少年マガジンが勢いづくと思う」と言われたことがあった。いろいろ根拠なども聞きつつ、そのときは「ふーん、そうなのか」くらいに思っていたのだけれど、蓋を開けてみたら、本当に今年のマガジンは勢いを感じさせる雑誌になっている。読み切りの「聲の形」(大今良時)が大きな反響を呼び、即連載化が決定したりと、とにかくパワフルな動きが目立っている。

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