今年のマンガの話をしよう#俺マン2014

■今年のマンガの話をしよう #俺マン2014

参加資格なし、選定基準も自由。独断と偏見で自分にとって面白かったマンガを選ぶTwitter発の有志企画「俺マン」が、今年も行われます。参加方法は「#俺マン2014」というハッシュタグを付けて、今年面白いと感じた作品をつぶやくだけ。
1年を振り返って自分のベストを選ぶも良し、ほかの人のセレクトを見て知らない作品や好みの合うユーザーを見つけるも良し……。みんなで今年のマンガの話をしましょう!

■「俺マン」って?

「俺マン」とは、「俺マンガ大賞」の略称で、選定基準も参加資格もない、自分の独断と偏見でこの1年読んだマンガから面白かった作品を選ぶ、超個人的年間ベスト企画です。各種アワード、ランキング企画とは無関係に、自分が面白かった作品について語り、まだ見ぬ作品を読者同士で教え合うための企画として生まれ、2011年末にはTwitter上で「#俺マン2011」というハッシュタグが誕生。最終的に1500を超える投票、500タイトルを超える作品が「俺マン」として挙げられました。

「#俺マン2011」は、有志によってTogetterでまとめられた後、最終的に集計され、ランキングとして発表。やはり有志の書店で特設棚が作られたほか、第1位を獲得した「外天楼」(石黒正数)の帯にはその後「俺マン2011第1位」というフレーズが刷り込まれました。

昨年、2013年には総投票数5094票、総タイトル数1499タイトルを数えるイベントになりました。
→俺マン2013についてはこちらで

■アワードと何が違うの?

全ての投票を集計してランキング化することが目的の各種アワードと違い、「俺マン」はあくまで個人的なランキング、そのひとつひとつを共有することを目的とした企画です。そのため、以下のような特徴があります。

  • 参加資格なし。「#俺マン2014」のハッシュタグとともにTwitterに投稿するだけ。投稿フォーマットなども設けない。
  • 「今年自分が面白いと感じた作品を紹介する」以外の明確なレギュレーションもなし。「今年刊行された作品」なのか、「今年自分が知った作品」なのか、「何本挙げるか」といった枠組みも、全てそれぞれの投票者が決定する。
  • 総投票を集計して作るランキングはあくまで副産物。参加者の傾向調査の一種として発表する。
  • 原則としてライセンスフリー。「俺マン2014」というフレーズや集計結果は、自由に掲載、店頭展開に使用できる(ただし、各ユーザーのつぶやきなどについては、投稿した本人に権利があるため、利用などに際しては個別の確認を行うこと)。

■「俺マン2014」参加方法

投票はTwitterで「#俺マン2014」というハッシュタグを付けて面白かった作品をつぶやくだけ。1回のつぶやきにおさまらない場合は複数に分かれてもオーケーです。

また、投票するだけでなく、ほかのユーザーのセレクトを見て楽しんだり、語り合うのも俺マンの目的のひとつ。ハッシュタグを使って検索したり、作品の感想や今年のマンガについての雑感などもこのハッシュタグで共有し、趣味の合うマンガ読みを見つけるのに活用してください。

■「俺マン2014」ランキングについて

ランキングは「俺マン」の主目的ではありませんが、ひとつの総決算、傾向調査として「#俺マン2014」に投稿された作品をネルヤで集計し、2015年1月上旬に発表します(発表については追って当サイトで告知します)。副産物としてお楽しみいただければと思います。

集計は便宜上2014年12月31日までに投稿された投稿を対象とする予定です。また、レギュレーションが存在しないため、各ユーザーの順位付けとは無関係に、単純に作品名が上がったら1票としてカウントします。

■よくある質問

Q.どうやって投票すればいいの?
A.「 #俺マン2014 」のハッシュタグを付けて、好きな作品を書き込めばオーケーです。
作品名だけでもいいですが、感想・叫びなどが入っているとより話に花が咲くんじゃないかと思います。

Q.投票フォーマットみたいなものはあるの?
A.特にありません。
しいていうなら、作品名と一緒に作者名が入ってると興味を持った人が検索する際に楽だと思います。
あと、集計する人が特定できずに死ぬケースが減ります。

Q.レギュレーション教えて
A.ありません。「俺が今年読んだマンガで素晴らしいと思ったものを勝手に讃える」のが俺マンなので、基準も挙げる本数も自由です。順位付けに関しても、する人もしない人もいます。集計では個人の順位と無関係に名前が挙がれば1としてます。

Q.いつまでに投稿すればいいの?
A.集計対象とするのは2014年12月31日投稿分までです。
数分くらいの遅れなら空気を読んで集計に加えるかもしれませんが、その辺は集計係のさじ加減です。
ただ、企画の目的としては「面白かった作品の共有」なので、年明け以降も積極的に活用していただければと思います。

Q.対象作品は?
A.ほとんどの人が「今年刊行された作品」「今年雑誌掲載された作品」を選んでますが、本質的に「個人的な愛を叫ぶ」企画なので、「(刊行は去年だが)今年読んだ作品」でも特に問題視はしていません。
2014年1月1日〜12月31日までに読んだ作品です。

Q.ウェブ掲載作品とか、未刊行作品、Pixiv、同人誌の作品はありですか?
A.「今年読んだマンガ」というくくり以外に何も想定していません。
いいのではないでしょうか。
なお、未刊行作品などは、タイトルだけだと検索でも見つけづらいケースが多いので、「面白かった作品の共有」という観点から、作者名、掲載誌などを入れておくとより親切でしょう(集計係的にも)。

Q.そんないい加減なレギュレーションで、集計結果に妥当性あるの?
A.妥当性については宝島社さんの方にお任せしてます。
「いっぱい集まったから、集計結果知りたいよね!!」という理由で集計してますが、俺マンの基本は「それぞれが独立して好きな作品を讃える」部分です。

Q.俺マンで棚を作りたい/どこかで結果などを使いたい/受賞作品の帯などに使いたい
A.「俺マン」の名称、集計結果など、企画全体についてはご自由にお使いください。
個別のつぶやきに関しては、つぶやいた方のものになるので、個々に確認を取っていただくのがよろしいかと思います。
迷うことがあったら @frog88 までご相談ください。

【参考】#俺マン2013集計結果

1位:
『ひきだしにテラリウム』(九井諒子)
2位:
『宝石の国』(市川春子)
3位:
『さよならタマちゃん』(武田一義)
4位:
『重版出来!』(松田奈緒子)
5位:
『惑星9の休日』(町田洋)
『甘々と稲妻』(雨隠ギド)
7位:
『僕だけがいない街』(三部けい)
8位:
『アリスと蔵六』(今井哲也)
9位:
『さよならソルシエ』(穂積)
『僕は問題ありません』(宮崎夏次系)

11位以下はこちらで

【参考】#俺マン2012集計結果

1位:
「俺物語!!」(作画:アルコ/原作:河原和音)
2位:
「暗殺教室」(松井優征)
3位:
「ハイスコアガール」(押切蓮介)
「式の前日」(穂積)
5位:
「空が灰色だから」(阿部共実)
6位:
「ハイキュー!!」(古舘春一)
7位:
「竜のかわいい七つの子」(九井諒子)
8位:
「3月のライオン」(羽海野チカ)
9位:
「変身のニュース」(宮崎夏次系)
10位:
「ボールルームへようこそ」(竹内友)

11位以下はこちらで

【参考】#俺マン2011集計結果

1位:
「外天楼」(石黒正数)
2位:
「銀の匙 Silver Spoon」(荒川弘)
3位:
「鉄楽レトラ」(佐原ミズ)
4位;
「25時のバカンス」(市川春子)
5位:
「ドリフターズ」(平野耕太)
6位:
「草子ブックガイド」(玉川重機)
7位:
「竜の学校は山の上」(九井諒子)
8位:
「昭和元禄落語心中」(雲田はるこ)
9位:
「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)
10位:
「花もて語れ」(片山ユキヲ)
11位:
「グラゼニ」(森高夕次/アダチケイジ)
「ヒナまつり」(大武政夫)
「鬼灯の冷徹」(江口夏実)
14位:
「女の穴」(ふみふみこ)
「ちはやふる」(末次由紀)
16位:
「3月のライオン」(羽海野チカ)
17位:
「ぼくらのよあけ」(今井哲也)
18位:
「姉の結婚」(西炯子)
「四月は君の嘘」(新川直司)
「信長協奏曲」(石井まゆみ)
21位:
「少年ノート」(鎌谷悠希)
22位:
「アゲイン!!」(久保ミツロウ)
「うどんの女」(えすとえむ)
24位:
「鉄道少女漫画」(中村明日美子)
「ママゴト」(松田洋子)
26位:
「かわいそうな真弓さん」(西村ツチカ)
「となりの関くん」(森繁拓真)
「ねじまきカギュー」(中山敦支)
「よつばと!」(あずまきよひこ)
30位:
「あさひなぐ」(こざき亜衣)
「あの日からのマンガ」(しりあがり寿)
「失恋ショコラティエ」(水城せとな)
「帝一の國」(古屋兎丸)
「見かけの二重星」(つばな)
「ミラーボール・フラッシング・マジック」(ヤマシタトモコ)
36位:
「げんしけん 二代目」(木尾士目)
「ジョジョリオン」(荒木飛呂彦)
「ナナマルサンバツ」(杉基イクラ)
「めだかボックス」(西尾維新/暁月あきら)
「よいこの黙示録」(青山景)
「預言者ピッピ」(地下沢中也)
42位:
「海街diary」(吉田秋生)
「がらくたストリート」(山田穣)
「AKB49〜恋愛禁止条例〜」(元麻布ファクトリー/宮島礼吏)
「午前3時の危険地帯」(ねむようこ)
「ごっこ」(小路啓之)
「関根くんの恋」(河内遙)
「空が灰色だから」(阿部共実)
「第七女子会彷徨」(つばな)
「地上はポケットの中の庭」(田中相)
「デラシネマ」(星野泰視)
「脳内ポイズンベリー」(水城せとな)
「BUTTER!!!」(ヤマシタトモコ)
「花のズボラ飯」(久住昌之/水沢悦子)
「ハルシオン・ランチ」(沙村広明)
「冒険エレキテ島」(鶴田謙二)
「めしばな刑事タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり)
「百合男子」(倉田嘘)
59位:
「宇宙兄弟」(小山宙哉)
「寿司ガール」(安田弘之)
「血潜り林檎と金魚鉢男」(阿部洋一)
「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)
「となりの怪物くん」(ろびこ)
「友達100人できるかな」(とよ田みのる)
「星を継ぐもの」(P・ホーガン/星野之宣)