TwitterのTLで気になったマンガの話題をピックアップしてお届け。今週はあの注目作の新刊が話題に。
9日に発売された「進撃の巨人」(諫山創)7巻は通常版と同時に、作中に登場する超大型巨人のフィギュアが付き限定版も登場。
作品内でもインパクトのあるビジュアルが読者に衝撃を与えた巨人だが、海洋堂が手がけたこのフィギュアでも独特の「気持ち悪さ」をバッチリ再現。購入者や店頭でサンプルを見かけたユーザーから「キモイ」「怖い」といった悲鳴とも賞賛とも取れるコメントが散見された。
今回のフィギュアは針金を芯部に使ったグニグニッと自由に曲がるタイプということで、自宅のほかのフィギュアにしがみつかせたり、イナバウアーさせてみたりと、TLにアップされる写真も凝ったネタが多く見られた。遊び心を刺激する“当たり”の限定版と言えそうだ。
10日には、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ本屋大賞が発表。2012年は「舟を編む」(三浦しをん)が大賞に選ばれた。
TLでも書店員さんなどを中心に朝からソワソワとした雰囲気で、普段はマンガの話題が多いマンガクラスタのユーザーもこの日は本屋大賞関連のつぶやきが多く見られた。小説はあまり読まないユーザーからは、盛り上がるTLをうらやましがるつぶやきもチラホラ。
多くの書店関係アカウントが本屋大賞一色に染まったお祭り感は、小説に詳しくない人間から見ても楽しそうだと思わせるものがあったのは確かだ。マンガクラスタで小説関係の話題が多くなる、ちょっと珍しい1日だった。
記事:小林聖
ネルヤ編集長。フリーライター。Twitterアカウントは@frog88。
関連リンク
進撃の巨人 公式サイト
本屋大賞
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