28日夜、イブニングで連載中の「アバンチュリエ」が年内で連載終了することが、作者の森田崇氏のつぶやきで明かされた。
「アバンチュリエ」は、モーリス・ルブランによる小説・アルセーヌ・ルパンシリーズを原作にした新訳コミカライズ作品。現在コミックスは第4巻まで刊行されている。
森田氏のつぶやきによれば、終了理由は「単行本の部数が伸び悩んだ事、それに伴う編集部の判断」とのこと。この報にTwitter上では「残念」「もったいない」「ショック」といったファンの声が相次いだ。
まだコミカライズされていない原作の名エピソードも多く、森田氏も無念の気持ちを吐露しており、「何とか頑張って雑誌移籍の道を探ろうかと思っております」と、興味を持つ編集者などを探している。現時点では「一応何人かの方にはお話して、少ないながらも以前交流のあった幾人かの編集さんとも直接お話してみました。状況は…全く希望がないわけでもないけど、難しい感じですね。」とのことだが、イブニング編集部サイドも協力的で移籍自体に否定的ではないようだ。
なお、「アバンチュリエ」のイブニングでの連載は現在掲載中の「金髪婦人」シリーズ残り3回と短編前後編といった構成になる見通しだという。
記事:ネルヤ編集部
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