蔵書2000冊は多い? 少ない? マンガ賞テーマの今週のこち亀が話題に


26日に発売された週刊少年ジャンプ52号に掲載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治)がマンガ読みの間で話題になっている。

「何でもベスト本の巻」というサブタイトルが付けられた今回のエピソードは、マンガ賞の話題からスタート。マンガ好きが高じて、アワードの審査員を務めるようになった警察官が登場し、月に50冊単行本を購入、蔵書は2000冊という紹介されている。

一般的には十分に多い購入数だが、一部のマンガ好きからは「月50冊、蔵書2000冊はすごいといわれるほど多くない」といった意見も上がっている。老舗マンガ情報サイト「ゴルゴ31」のゴルゴ31歳氏も「一人暮らしの限界キャパとか考えると2000冊はそんなものかなという気もする」としつつ、「それでも月50冊はやっぱり少なく感じる。多分少なく感じる方がおかしいんだろうけど…。」とコメント。雑誌のチェック量にもよるが、ヘビーユーザー的には月50冊はまだまだ少ないと感じる人も多いようだ。

また、同エピソードの後半では両津が選評を行った「エロマンガベスト100」が出版されたが、100部しか刷られず「同人誌だって500部は刷るだろ!」と愚痴るシーンが。こちらも同人誌界隈のユーザーから「500部も刷るのは人気がある人」という声が上がり、同人作家とみられるユーザーが500部も刷れない自身の状況に涙する姿が見られた。

ともに一般読者的には納得できそうな数字で、ギャグとしては十分成立しているが、やはりマニア層的にはディテールが気になる回だった模様。マニア心をくすぐるエピソードが多いこち亀だけに、読者の期待するリアリティのハードルも高かったのかもしれない。

記事:ネルヤ編集部

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こち亀.com|集英社 こちら葛飾区亀有公園前派出所公式サイト

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