大今良時のマガジン読み切り「聲の形」が2300件超の異例の反響、「マガジン」がトレンドワードに


20日に発売された週刊少年マガジン2013年12号に掲載された「聲の形」(大今良時)が話題を呼んでいる。

「聲の形」は、ある小学校に転校してきた少女と、クラスメイトの少年の関わりを中心にした読み切り作品。本誌の編集部コメントで「『すばらしい!』『でも載せていいのか!?』編集部に激論を巻き起こした、余りにみずみずしい青春!」と書かれているが、目にした多くの読者にも衝撃を与え、掲載号が発売されるやTLでも話題になりはじめた。20日午後にはまとめブログに取り上げられ、同作についてのつぶやきが急増。「聲の形」というタイトルが、1日で2300回以上つぶやかれるという、読み切りとしては異例の反響を呼んでいる。また、同作の影響か、「マガジン」というフレーズも一時Twitterのトレンドワードになった。

同作の担当を務めた別冊少年マガジンの班長氏によると、「聲の形」は、大今良時氏が19歳の時にマガジンの新人漫画賞で最高賞を受賞した同名作が原型になっているとのこと。内容のきわどさゆえに受賞時には雑誌掲載が見送られたが、その後、協議を重ね、別冊少年マガジンに読み切りとして掲載。今回週刊少年マガジンに掲載されたのは、別マガに掲載された「聲の形」を大幅に加筆修正したものだ。

なお、班長氏はTwitterで「大今良時という作家は、必ずいつか(できればこの作品の連載化)で、皆様に貢献いたします。」と書いており、可能性としては今後連載作品化ということも考えられるようだ。

記事:ネルヤ編集部

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