シマコーはどこまでさかのぼれる? 「少年 島耕作」掲載で恒例のシマコー大喜利開始


本日19日に発売されたモーニング2012年34号で、「社長 島耕作」(弘兼憲史)連載150回到達を記念したスペシャル企画「少年 島耕作」の3話連続掲載が始まった。本作では高校1年、15歳の島耕作の初恋が描かれている。

「ランボー怒りの○○」などと並んで、日本を代表するTwitter大喜利ネタの雄である島耕作。少年編掲載がニュースとして報じられると、Twitterでは恒例ともいえる「○○ 島耕作」TLがにわかに開始された。

「○○ 島耕作」大喜利では、「○○」に任意の単語を入れて投稿する一言ネタが展開されるが、今回は島耕作シリーズでもっとも若い時代を描いた少年編のスタートが発端となったこともあり、年齢をさかのぼるネタが多い傾向となっていた。

「幼児 島耕作」「幼稚園児 島耕作」といった実際に描けそうなものもあったが、今回特に目立ったのはさかのぼりの限界となる「胎児 島耕作」「精子 島耕作」「卵子 島耕作」といったネタ。一人の人間として認定する限界であろう「胎児」編と、競争のなかから抜け出し、頭角を現していく出世ものとしての限界であろう「精子」編、どちらが島耕作シリーズのさかのぼりの限界といえるかは、(本編とは無関係な)「○○ 島耕作」界における議論の対象となるかもしれない。

ちなみに、編集部が確認した限りで、今回「島耕作」としてもっとも時代をさかのぼったものは「前世 島耕作」であった(「老中 島耕作」など同一性が認定できないもの、タイムスリップSF的になるものは除外)。

なお、「課長」から始まった本家「島耕作」シリーズはこれまでに、主任編を含む「ヤング」、「係長」「課長」「部長」「取締役」「常務」「専務」「社長」が描かれており、サラリーマン時代は基本的に網羅されている。また、11年4月から放送されたテレビアニメ「ユルアニ?」では、「大怪獣島耕作」など大胆な“if耕作”が描かれている。

記事:ネルヤ編集部

関連リンク
モーニング公式サイト – 『社長 島耕作』作品情報

No comments yet.

この記事にコメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)