120年後には選挙権も? 生誕100年前記念で川崎市がドラえもんに「特別住民票」を贈呈


9月3日、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムにて、ドラえもんに川崎市から「特別住民票」が贈呈された。

今年9月3日は川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの開館1周年の記念日。そして、2112年9月3日が誕生日であるドラえもんの、生誕100年前の記念日でもある。今回の特別住民票贈呈はこのアニバーサリーイヤーを記念したものだ。

贈呈式ではミュージアムの館長である伊藤善章氏がドラえもんに代わって、川崎市長の阿部孝夫氏から得悦住民票を受け取り、「これで120年後にはドラえもんも選挙権を持つことに」とユーモアたっぷりにコメントした。

川崎市から贈呈されたドラえもんの「特別住民票」。
(C)Fujiko-Pro

原作では「東京都練馬区月見台すすきヶ原」という架空の地区が野比家の存在するエリアとなっていたが、晴れて本日からは川崎市の住民にもなった。 発行された特別住民票によると、ドラえもんの川崎市民としての住所は藤子・F・不二雄ミュージアムの所在地である神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番地1号。家族の欄には野比のび助(のび太の父)、野比玉子(のび太の母)、野比のび太の名前が入っており、正式に野比家の一員と認められたようだ。

なお、この特別住民票は、ドラえもんの誕生日や身長・体重に共通する数字である「1293」にちなんで、12万9300枚限定で川崎市内の区役所などで無料配布される。また、9月30日までの間は、同市のホームページ上でダウンロードすることも可能。また、9月3日から1年間、市で発行する住民票の写しなどに、藤子・F・不二雄キャラクターをすかしであしらった台紙を使用する。

贈呈式の詳細については追って当サイトにレポートを掲載予定。

記事:ネルヤ編集部

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