【 #俺マン2012 総評】男性マンガ・女性マンガの垣根が消えたマンガ界で、独立勢力となる2つのジャンル

#俺マン2012の集計結果からトレンドなどを、ネルヤ編集長・小林が分析する本コラム。作家に注目した前回に続いて、今回はジャンルやレーベル別にチェックしていきます。

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うつろわぬ景色としての枕草子と、うつろいゆく景色としての超訳・枕草子――「春はあけぼの 月もなう 空もなお」(サメマチオ)

「春はあけぼの……」という一節は、日本でもっとも有名な文章のひとつだろう。この一節だけならまるまる暗記しているなんて人もいるはずだ。

「春はあけぼの 月もなう 空もなお」(サメマチオ)は、そんな枕草子の超訳版だ。枕草子の一節を取り上げ、現代の風景に置き換えてつづっている。

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ケンタウロスマンガが再び新刊台を席巻! 「VIVO!」は完結巻登場――(2012/09/10~09/16)

1週間の注目新刊をまとめてチェック。今週は昨年から静かなブームが続く、ケンタウロス・人外系の作品が続々登場する。

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親に読ませたら結婚しろっていわれるんだろうなぁ――「きみの家族」(サメマチオ)

なーんで、こう門出というのは泣けるのか。結婚式ってまぁ、たいがい新婦が両親への手紙で泣くでしょう? そんで、それ聞いてる親御さんが泣いて、そしたらそれにつられて新婦の友人一堂が泣き始めて、「いやー、泣いてますなー」とか思って隣の席の男友だち見たらそいつも泣いてて、いや、お前は新婦全然知り合いじゃないだろ、っていうかつい2時間ほど前に初めて会った人だろ、とかいう感じで、すすり泣く人々だらけの会場で所在なく立ち尽くす31歳、僕。

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