絶版コミックの無料配信サイト・Jコミで15日に募集が始まったJコミFANディングの第1弾が、募集開始から30分足らずで完売した。
JコミFANディングは、Jコミの1000万閲覧突破を記念して発表された新たなビジネスモデル。クラウドファンディングの考え方を応用し、DRMフリーのデジタルマンガデータと未公開作品、作者の直筆サインハガキなどをセットにして数量限定で有料配信する仕組みで、まずはβテストとしてスタートしていた。
第1弾として用意されていたのは、「ラブひな」全巻データと赤松健氏の未収録作、サインハガキなどをセットにした「ラブひなパーフェクトPDFセット」と、未収録作を含むがぁさん氏の作品とサインハガキなどをセットにした「がぁさん作品×8本PDFセット」の2つ。15日正午に受け付けが開始され、ともに30分足らずで公式Twitterから完売のアナウンスが出された。
「ラブひなパーフェクトPDFセット」に関しては、激しい争奪戦となっていたようで、最後の受け付けは購入処理が完全に同時になったユーザーも発生。同時に押したユーザーはともに受け付けとされ、定員100名を超える101名が購入する結果となった。
この驚異的な反応に対し、Jコミの代表取締役社長である赤松健氏は、Twitterで「マンガ家(というか電子書籍)の新しい収益モデルとして、かなり有望なんじゃないかな」と今後の展開にも期待を寄せている。
記事:ネルヤ編集部
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