70年代はロリより成人ポルノが危なかった? エロ劇画界の巨匠・三条友美がTwitterでも特濃ワールドを展開中


70年代後半から活躍を続けるエロ劇画界の巨匠・三条友美氏が、7日にTwitterを開始。Twitterでも濃い発言を連発している。

三条友美氏は70年代後半のエロ劇画誌ブーム後期に登場して以来エロ劇画を描き続け、現在ではエロと不条理が融和した、一種笑いにも近い振り切った独自の作品世界を確立し、一部で熱狂的な支持を得ている生きる伝説的作家。近年では3DCGを取り入れた女体イラストでも知られている。

三条氏によれば「宣伝のためにツイッターを始めた」とのことで、定期的に「人妻人形・アイ」のPRを行っているが、本人も「つい宣伝することを忘れてました」と語るように、自身の作品哲学や裏話的エピソードがつぶやきの中心となっている。

Twitter開始初日こそ「淫語とかずばり書いてもアカウント削除はされないんでしょうか」など気を使っていたが、それほどナイーブにならなくても大丈夫そうだとわかると、さっそく当サイトでは書きづらい単語を連呼してテスト。その後は思う存分、初恋とエロ妄想の思い出や自作の話、フェチトークなどを展開している。

こうしたつぶやきもあり、「日頃から変態っぽいことしか考えてねえんだろとか思われてそう」という自身のイメージを危惧した三条氏は、11日、「本当の私ってそうじゃないんですよね。上品で礼節ある人間なんです。 ほら「絆」」とか「人間愛」とかね。そんなことぼんやり考えながら暮らしてるんです」と表明。名誉回復を狙って「ウソにまみれた世相を斬る」つぶやきを行ったが、選択したテーマが「AVにおける潮吹きに対する疑惑」だったため、試みは失敗に終わったと思われる。

こうしたリップサービスがある一方で、興味深いつぶやきも多い。ビニ本ブームが起こった70年代後半から80年代初頭は「陰毛こそ猥褻だった」と回想。児童ポルノに対する規制強化が進む現在とは逆に、陰毛のないポルノであれば無修正でよかったため、海外のポルノ写真集を含め、中学生などの無修正写真集が売られていたといった、意外な事実を語っている。

このほか、「最近芸能界や文筆界で下品なシモネタを平気でいう女が増えてきた」と指摘。「彼女たちのシモネタは下品であればあるほど 逆に知性やらなんらかの思想を感じる」と述べ、「シモネタというものに思想が入り込んではいけない」という自身の下ネタ哲学を語る場面も。

作品同様、強烈な個性を感じさせる注目のアカウント。ファンのみならず要チェックだ。

記事:ネルヤ編集部

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