7日、マンガ原作者として知られる七月鏡一氏がTwitter上でネタとしてつぶやいた「GS美神VS貞子」が、「GS美神 極楽大作戦!!」の作者・椎名高志氏を巻き込んで膨らみ、話題になった。
きっかけになったのは七月鏡一氏の「ザ・リング2」についての感想ツイート。「もしオーメンのダミアンがザ・リングの呪いのビデオを見たら」という七月氏のつぶやきに椎名高志氏が反応したことから、「GS美神VS貞子」の妄想に発展した。
「やはり横島くん（編注：「GS美神 極楽大作戦!!」の登場人物・横島忠夫）がものすごくひどい目に会ってしまう展開しか思い浮かばない」という七月氏の投稿に椎名氏やユーザーからの反応が集まり、ダビングで増えたビデオによる貞子の呪いを横島忠夫が一身に受けるというストーリーに。「横『厄珍が秘蔵するお宝ビデオっていったら見ずにはおれなかったんや～！』」など、いかにも横島くんがいいそうなセリフを投稿していった。
「横島くんに取りついた貞子コピーが横島くんを奪い合う、呪いのハーレム展開で・・・」という、人間以外に好かれやすい横島くんのキャラクターを踏まえた物語を投稿したところで、七月氏は「オチが思いつかないのでこれまで（￣▽￣；」と締めくくった。だが、これに対し、椎名高志氏がさらに「横島がビデオに入って避難して、大勢の貞子がそれを熱い目で見ている上映会というのはどうでしょうねww」と見事なオチを付け、見事「GS美神VS貞子」の原作が完成した。この一連の流れはTogetterでまとめられている。
なお、椎名高志氏は、東日本大震災復興支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」に参加予定。過去の名作の新作読み切りを掲載する同プロジェクトでは、「GS美神 極楽大作戦!!」が復活するのではないかと期待を集めている。
記事：ネルヤ編集部
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原作：七月鏡一「GS美神VS貞子」（Togetter）
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