青木俊直、Kindleでのコミック出版サポートスクリプトを公開……content.opfを自動生成


マンガ家の青木俊直氏がKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)用のマンガデータ作成をサポートするスクリプト生成プログラム「opfジェネレーター」をウェブ上で公開した

青木氏が公開したのは、Kindle向けのブックデータであるmobiファイル作成に必要な、content.opfというファイル作りをサポートするプログラム。content.opfは、右綴じ・左綴じといった文書の設定要素が記述されているファイルで、規定の書式で記述する必要がある。青木氏のプログラムは、作品情報を入力してボタンクリックするだけで、必要なスクリプトを生成してくれるというもの。

公開直後からうめ氏や鈴木みそ氏など、日本における電子コミックの個人出版の先駆者的作家らの間で反響を呼んでおり、うめ氏は「これがあれば、あと2日早く出せた気がします」とコメントしている。

なお、青木氏は「(opfジェネレーターは)Javascriptで書かれてますのでJavascriptの心得のある方、ソースをコピーしてどんどん書き直してアップしていただいてけっこうです」とコメントしているので、今後ユーザーによるさらなる改良も期待できるかもしれない。

記事:ネルヤ編集部

関連記事
「去年は食っていけないかなと思った」鈴木みそ、「限界集落温泉」Kindle版が1か月で2万DL、印税280万円を達成

関連リンク
opfジェネレーター

No comments yet.

この記事にコメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)