「式の前日」穂積の初長編「さよならソルシエ」、発売を控え一部書店TLには早くも飢餓感


デビュー単行本「式の前日」で大きな話題を呼んだ穂積の初連載作「さよならソルシエ」1巻が明日10日に発売を迎える。書店アカウントの間では、発売を前にすでに飢餓感を訴える声が上がっている。

単行本が書店に入荷する数、いわゆる配本数は発売の数日前に確定するパターンが一般的。今回の「さよならソルシエ」に関しても、数日前から配本数が確定した書店からの「少ない」というつぶやきがTLに現れ始めた。複数の書店が、前作の「式の前日」の売上の30%程度の配本数であったことを明かし、早い段階での品切れへの不安を訴えている。

「式の前日」は発売後一気に口コミが広がり、ヒット作に成長。デビュー単行本で、しかも短篇集ということで初回の配本数が少ない書店が多く、一時市場には品薄感が広まった。デビュー2作目ということでベテランヒット作家のような強烈な知名度を誇るわけではないものの、「式の前日」で衝撃を受け、「じっくり売っていきたい」と考えている書店もあり、そうした書店にはしっかり店頭展開していけるだけの配本を確保できなかったという印象があるようだ。今回はそうした書店の飢餓感がTLに現れた結果といえるだろう。

ともあれ、全体に潤沢とはいえない状態は予想されるので、購入予定の人は早めに確保しておくのがいいだろう。

記事:ネルヤ編集部

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小学館:コミック 『さよならソルシエ 1』

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