3年生の階は確かに威圧感あったよね……NOT“中二病”のリアル中二ライフギャグ――「ハナチュウ」(青色イリコ)



「ハナチュウ」(青色イリコ)
こじらせ度:★★☆☆☆
テンション:★★★★☆
あるある感:★★★★☆

中二でギャグというと、中二病こじらせ系黒歴史ギャグみたいなものばかり頭に浮かんでしまうのだけれど、実際に中学時代の同級生と昔の話をしてみると、たいがいそんなにこじらせてなかったりする。そりゃ多少はイタい思い出はあるんだけど。むしろ、盛り上がるのは、不思議な中学生カルチャーの話。

「ハナチュウ」は、「3年生の階はダンジョンだった」とか「制服の下のジャージ文化」とか「学校指定の上履きを何とかしてオシャレにしようとする人々の文化」とか、こじらせてるとまではいかないけれど、明らかに何か噛み合ってない中学生カルチャーをネタにした女子中学生ギャグだ。特にこのテンションがいい。子ども以上ティーン未満というような不可思議なバカさ。この独特感、高校生には醸し出せまい!!

【ここにも注目!】
「制服の下にジャージ」がテーマになっている回もあるのだが、よく見るとそれ以前の話から主人公ら4人はちゃんと下にジャージを着ており、クラスのアッパー層は着ていない。まったく触れなくても、しっかり描き分けるこだわりに拍手!

記事:ネルヤ編集部

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