10年代の人外系マンガはどう変遷したのか?——猫耳化する萌え系人外と獣人化する人外彼氏

 一般商業誌における人外マンガブームというのがいわれるようになって久しい。いわれるようになってというか、僕を含めた一部の人たちが「ブームだ」といいだしてからといった方がいいかもしれないが、アニメ放送開始を目前に控えた『モンスター娘のいる日常』(オカヤド)といったヒット作を筆頭に、いわゆる人外系が増えた、「人外系」というフレーズが定着した感はある。

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「すこし・不思議」ならぬ「すこし・普通」という九井SFとグルメの相性——『ダンジョン飯』(九井諒子)

日本のマンガにおけるSFには「SF=すこし・不思議」という考え方がある。言わずと知れた藤子・F・不二雄の提唱した考え方で、おおざっぱにいえば「日常のなかに少しだけ不思議な(SF的)要素を入れ込むという物語のつくりだ。

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総投票数約5000票、#俺マン2013 集計結果発表! 第1位は九井諒子「ひきだしにテラリウム」

Twitter有志企画「#俺マン2013」の集計結果が、9日、阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「ネルヤナイト 俺マン2013スペシャル」にて発表された。第1位は九井諒子氏の短編集「ひきだしにテラリウム」。

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総票数約4000票! Twitterユーザー有志企画「 #俺マン2012 」集計結果発表、第1位は「俺物語!!」

Twitterユーザーが各々の年間ベストコミックを選ぶ有志企画「俺マン2012」の集計結果が、7日夜、阿佐ヶ谷ロフトAでのトークイベント「ネルヤナイト 俺マン2012スペシャル」で発表された。第1位に輝いたのは「俺物語」(作画:アルコ/原作:河原和音)。

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Twitter発のパーソナルランキング企画「 #俺マン2012 」が今年もいつの間にかスタート

11日夜、「#俺マン2012」というハッシュタグがTwitterに登場。ユーザー有志による私的マンガランキング「俺マン」の2012年版が事実上のスタートを切った。

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読み手を“ここではないどこか”に運び、“今この世界”に着地させる想像力——「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」(九井諒子)

今「面白い短編を読みたい」といわれたら、僕はたぶん真っ先に九井諒子の名前を挙げるだろう。「面白い」の意味するところが人によって違うのは承知の上だ。それでも、九井諒子という人の想像力は、絶対に見逃せない。

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九井諒子、第2作品集をリリース! 「銀の匙」はティースプーン2つ付属の特別版も(2012/10/15~10/21)

1週間の注目新刊をまとめてチェック。今週は月曜から金曜まで注目作が目白押しの1週間となる。

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マンガ誌系だけじゃない! 非マンガ誌系サイトのWebマンガにも注目

いまや多くの出版社がレーベルを立ち上げ、ヒット作も続々登場しているWebマンガ誌。複数のWebマンガ誌をチェックしている人も多いのでは? でも、Web上でマンガを公開しているのはマンガ専門誌だけではない。「実はこんなところで……」というマンガ専門サイト以外の注目Webマンガをご紹介!

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