11日夜、「#俺マン2012」というハッシュタグがTwitterに登場。ユーザー有志による私的マンガランキング「俺マン」の2012年版が事実上のスタートを切った。
「俺マン」は「俺マンガ大賞」の略称で、ユーザーがその年自分にとって面白かった作品を選ぶ、Twitter発の超個人的年間ベストコミック選定企画。個人個人にとっての年間ベストを共有することが目的のため、一般的なランキングやアワードと違って、参加資格も選定基準、作品数などのレギュレーションが一切ないのが特徴で、2011年末には「#俺マン2011」というハッシュタグのもと、1500を超える投票が行われた。
あくまでそれぞれのベストを見ることが主眼だが、最終的には有志が総投票を集計し、副産物的にランキング化して発表。一部書店がランキング上位作品を集めた特設コーナーを設けたほか、1位になった「外天楼」（石黒正数）は、その後帯に「俺マン2011第1位」の文字が刷り込まれるなど、さまざまな波及効果を生んだ。
2年目となる今年も、昨年を踏襲する形で「#俺マン2012」というハッシュタグが、特に呼び掛けなどがない段階で誕生。さっそく同ハッシュタグを使って、思い思いのベストが発表されている。
なお、「#俺マン2011」のランキング上位10作品は以下のとおり。
1位：「外天楼」（石黒正数）
2位：「銀の匙 Silver Spoon」（荒川弘）
3位：「鉄楽レトラ」（佐原ミズ）
4位；「25時のバカンス」（市川春子）
5位：「ドリフターズ」（平野耕太）
6位：「草子ブックガイド」（玉川重機）
7位：「竜の学校は山の上」（九井諒子）
8位：「昭和元禄落語心中」（雲田はるこ）
9位：「HUNTER×HUNTER」（冨樫義博）
10位：「花もて語れ」（片山ユキヲ）
記事：ネルヤ編集部
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