TwitterのTLから気になる話題をピックアップ。今週はゴールデンウィークを挟んで2週間分のトピックスをまとめて振り返る。
4月26日、「編集王」「同じ月を見ている」などで知られる土田世紀氏の逝去が伝えられた。亡くなったのは24日。43歳だった。
26日昼頃、TLに複数の編集者、編集部などからの第一報がTLに流れ、旧知の作家やファンなどから追悼のつぶやきが相次いだ。86年デビューとキャリアが長いためか、実年齢よりも高齢というイメージを持っていた人も多かったようで、43歳というあまりの若さに驚き、改めて惜しむ声が上がった。
同じく26日、実業之日本社のコミックキューガールが1号で終了することが連載作家などにより報告された。
コミックキューガールはこの日が創刊号の発売日。創刊初日に刊行終了が決まるのは前代未聞ということで、いわゆるマンガクラスタ以外でも大きな話題になった。なお、終了の理由は社内の判断によるものと報告されている。
店舗や取次によって事情が異なる可能性があるが、ゴールデンウィーク後半、5月3日から6日は多くの書店にとって新刊発売や追加発注分の本が入荷されない休配期間だった。さまざまな書店員アカウントから人気作が売り切れてしまったという悲鳴のようなつぶやきが投稿された。連休を満喫する人々とは逆に、早く連休が終了して補充の本が入荷するのを心待ちにしていた書店員もいたようだ。
そんな補充を待つ棚を見ていたためであろうか、一部書店員のTLでは「補充×平台」というカップリング考察が行われていた。「(次々と新しい新刊を受け入れる)平台はビッチ」など、書店マニア以外に理解できないであろう次元で盛り上がりで、興味深いTLであった。何はともあれ、「連休、お疲れ様でした」とお伝えしたい。
新刊発売などがない代わりに、5日には同人誌即売会・コミティアが開催された。プロのマンガ家も数多く参加するコミティアは、今回が100回目の開催。
お祭りということで、開催前から多くのユーザーがコミティアの話題で盛り上がっていた。なお、TLの報告によれば、早朝6時の時点で会場にはすでに数百人規模の列ができていたとのこと。
8日、5月23日と発売日が迫っていた「少女ファイト」9巻(日本橋ヨヲコ)の発売延期が発表された。新たな発売日は8月23日。日本橋ヨヲコ氏のブログによれば、特装版の付録の製造過程で不具合が発生したためだという。
単行本自体でなく、特装版の付録が原因で通常版・特装版ともに発売が大きく遅れるということで、残念がるファンのつぶやきがTLに散見された。
記事:ネルヤ編集部
関連リンク
コミックキューガール / COMIC CUTE GIRL – 実業之日本社
コミックキューガール創刊号で廃刊 掲載作家さんの反応まとめ – NAVER まとめ
COMITIA100特設サイト
少女ファイト第9巻発売延期のお知らせ | memo | 日本橋ヨヲコ オフィシャルブログ
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