江口寿史主催のTシャツ展「30T」本日より開催! 大友克洋の手描きTシャツも無事到着


マンガ家ら30人が参加する、江口寿史氏主催のTシャツ展「30T」が本日5日より始まった。

「30T」は、作家らが制作したオリジナルデザインのTシャツを展示、販売するイベント。主催の江口寿史氏のほか、青木俊直氏、いしかわじゅん氏、上條淳士氏、窪之内英策氏、寺田克也氏、鈴木志保氏、やまだないと氏などが参加している。

企業などの主催ではなく、あくまで江口氏を中心に有志が集まって行っている企画ということもあり、開催前後はTwitter上でも参加者同士が進捗などを報告し合っていた。

仕事の合間を縫っての制作だけに、開催直前には〆切に追われる参加者の姿も。催促を受ける側というイメージが強い江口氏に「(Tシャツ)出来ましたか?」とプレッシャーをかけられ、いしかわじゅん氏が「江口寿史に催促される日がくるとはー!」とつぶやく“珍事”も見られるなど、厳しいスケジュールながらも参加者自身が楽しみながらやっている空気を感じさせていた。

大友克洋氏のTシャツ。手描きの1点もののため、オークションでの販売となっていた。

また、前日まで連絡が取れていなかったという「あの方」こと大友克洋氏のTシャツも、無事開催初日に会場に到着。手描きの1点ものということで、大友氏のTシャツのみオークションでの販売になっていた。

初日の会場には、江口氏をはじめ、スタッフとして会場に足を運んでいる参加者も見られた。事前にTwitterで「『 Tシャツを購入してくれた人にサインでも何でも描いて付加価値つけちゃうぞ作戦』を決意。」と表明していた窪之内英策氏は、宣言どおり会場の一角でサインを描く姿が見られ、多くの来場者が順番待ちをする状況となっていた。

まさにさながら「文化祭」といった様相の会場は、平日ながらかなりの盛況ぶり。江口氏や青木俊直氏は用意したTシャツが初日で半分売れてしまったTwitterで報告するなど、サイズやカラーによっては即日売り切れの品もあったようだ。参加者によっては刷り増しを検討している人もいるようだが、お目当てのTシャツがある人はなるべく早めに足を運んでおいた方がいいだろう。なお、青木氏は「なくなったときは、ええと、なにか考えます」とコメントしており、会期後半はまた別の楽しみが増えそうだ。

「30T」は本日7月5日から11日まで吉祥寺・リベストギャラリー創にて開催。詳細は下記を参照。

●30T
開催期間:2012年7月5日~7月11日
開催時間:12:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場:リベストギャラリー創(東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-19)
参加クリエイター:江口寿史/青木俊直/いしかわじゅん/大友克洋/泉晴紀/上條淳士/井上正治/窪之内英策/田村信/村田らむ/池沢理美/斉木久美子/山田雨月/さべあのま/久住昌之/鈴木志保/寺田克也/やまだないと/大地丙太郎/井筒啓之/大塚朗/中山泰/BLUEBERRY CHEESECAKE/湯村輝彦/立花満/サカイシヤスシ/関善之/中田舞子/西野直樹/中沢しのぶ
※来場者へのお願い、注意事項は関連リンク「 【お越し下さる皆様へお願い】…」を参照

記事:ネルヤ編集部

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30T(Thirtee)
【お越し下さる皆様へお願い】…
リベストギャラリー創

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