2日に発売されたモーニング2012年36号にて、「デラシネマ」(星野泰視)が次号で最終回を迎えることが発表された。
始まる作品があれば終わる作品もあるのが雑誌連載の宿命だが、「デラシネマ」に関しては異例ともいえるほど、終了を惜しむ声が相次いだ。
Yahoo!リアルタイム検索の検索結果によると、2日に「デラシネマ」というフレーズがつぶやかれた回数は287回。同じく次回最終回を迎える「範馬刃牙」が、「刃牙」で検索した結果951件見つかるのに比べると数こそ少ないが、驚きなのはその内容だ。「刃牙」の場合、惜しまれつつも、どんな最終回を迎えるかという点に注目するなど、さまざまな反応があるが、「デラシネマ」終了に関してはそのほとんどが驚きや悲しみの声となっている。
マンガ家・太田垣康男氏も、星野泰視氏に「デラシネマが次週最終回だなんてぇ~(T_T) もっともっと見たいのに~~!」と語りかけるなど、ファンにとっては早すぎる終了だったようだ。
星野氏は、Twitterで「デラシネマ作者の星野です。つーことで次週、最終回を迎えるわけですが、準備段階から約2年ドップリ大好きな映画の世界に浸りながら幸せな時間を過ごさせていただ….みたいなことは次週呟くべきかしら?」とコメント。
また、突然の完結に驚き、予定どおりの終了だったのかと問いかけたファンに対し、「だいたいこんな感じってのは途中で決まりましたかなあ。何ヵ月も前に」と応え、「最後の最後はやりたいこと全部ぶち込んだ」と語るなど、多くの惜しむ声に丁寧に応対していた。
「デラシネマ」は、戦後の映画黄金期を舞台に、映画界のトップを目指して活躍する2人の若者を描いた作品。現時点で第6巻まで発売されている。
記事:ネルヤ編集部
関連リンク
モーニング公式サイト – 『デラシネマ』作品情報
1件のコメント for 「デラシネマ」終了にファンのショックの声が相次ぐ
マグネット、及びコルク。NHKではおとなしいことゆーてはりましたが。
あほでふね。
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