人気記事で1か月の話題をおさらい。8月は流通、マンガ市場に関するコラムへの反響が大きかった。
5位:【コラム】市場殺し？ マンガ読みの育ての親？ 新古書店をめぐりマンガクラスタが議論
中古で購入されると作者にも出版社にも利益が還元されないということもあって、新古書店は批判的に語られることが多い。新古書店問題をめぐる書店員やマンガ好きユーザーの議論をきっかけに、功罪両面を整理したコラムが5位に。市場をめぐる問題は、書店や出版社だけでなく、読者にとっても気になるところといえそうだ。
4位：【レビュー】「女子」の縮小再生産から抜け出させてくれる、「30代女子」への解答――「君の天井は僕の床」（鴨居まさね）
約2年ぶりの新刊、第3巻が発売された「君の天井は僕の床」。晩婚化がささやかれる現在、独身のアラサー・アラフォー女性を描く作品は増加傾向であり、読者の関心度も高いのかも？
昨日9月3日、ドラえもんが誕生日を迎えたが、8月7日にはのび太の誕生日を迎えており、Twitter上でも多くのユーザーがお祝いのコメントを寄せていた。ちなみに、この2人のほかに原作「ドラえもん」で誕生日が明確になっているのがジャイアンこと剛田武で、6月15日となっている。スネ夫としずちゃんに関しては原作では明確にされていない。また、しずちゃんの誕生日に関しては、作中冬だったり、夏らしい服装だったりとエピソードによって季節がバラついている。
2位：【TLトピックス】「デラシネマ」終了にファンのショックの声が相次ぐ
完結が発表されるや、Twitter上でも多くの人が惜しむ声を上げた「デラシネマ」。記事への反響からも、たくさんのファンに愛された作品であることが伝わってきた。なお、単行本第7巻は9月21日に発売予定となっている。
1位：【コラム】Amazon売り切れ、“難民”発生。でも重版なし――“余ってる”のに品薄になるマンガの流通ジレンマ
8月、ダントツに反響が大きかったのがこの記事。現行の店頭流通システムの抱えるジレンマに対して、やはり多かったのは電子化への期待の声だ。在庫問題、流通のミスマッチに関しては抜本的な解決策となりそうな電子書籍だが、今後どのような動きを見せるのかにも注目。
集計期間：2012/08/01〜08/31
※期間中に公開された記事を対象に集計。
記事：ネルヤ編集部
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