語りながら思わず読みふける人も続出! 「坂道のアポロン」Twitter座談会開催


13日夜、「坂道のアポロン」(小玉ユキ)をテーマにしたTwitter座談会が開催された。

Twitter座談会は、三省堂書店有志が不定期で行っているオンラインイベントで、ハッシュタグを使って感想などを投稿する形で進められる。今回は、4月の「俺物語!!」(作画:アルコ/原作:河原和音)座談会以来、約半年ぶりの開催。進行役は本座談会ではおなじみの三省堂書店新横浜店公式アカウントが務めた。

過去の座談会では、上下巻完結の「水域」(漆原友紀)や全4巻の「プラネテス」(幸村誠)といった比較的短い作品が取り上げられているが、今回の「坂道のアポロン」は、本編完結の段階で単行本9冊とややボリュームのある作品。「好きなセリフ」「好きな扉画」といったお題が出されるたびに、単行本を読み返し、そのままつい読みふけってしまう参加者も多かったようで、普段より静かな時間が流れる場面もしばしばあった。

しかし、ハッシュタグ「#アポロン」に寄せられたつぶやきの熱量は高い。「好きなセリフ」のお題では、千太郎や“ボン”こと西見薫の友情にまつわるセリフはもちろんだが、“りっちゃん”こと迎律子のセリフを挙げるユーザーも多数。「鈍感な子には一生教えてやらんもん」など、方言のかわいさも相まって、“小悪魔”と評されていた。

女性ユーザーからは、主役2人の兄貴分、“淳兄”こと桂木淳一に翻弄されたという声も。「この男に惚れちゃダメ!」と思いつつも、その魅力にあらがえない人が多かったようだ。

このほか、「好きなキャラ」「各巻に収録されている短編で好きなもの」「好きな場面」といった合計5つのお題が出され、23時30分から始まった座談会は深夜2時30分過ぎまで続いた。

なお、9巻で本編が完結を迎えた「坂道のアポロン」だが、11月9日には「坂道のアポロン BONUS TRACK」と題したスピンオフ集が刊行される。また、「BONUS TRACK」は通常版に加え、アニメのサウンドトラックを再構成した聴き所メドレーを収録したCD付き特別版も同時発売予定だ。

記事:ネルヤ編集部

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