「うしおととら」新作読み切りに安西信行、片山ユキヲ、井上和郎らが集結?


週刊少年サンデーで「うしおととら」の新作読み切りを発表することを明かした藤田和日郎氏のもとに、歴代アシスタントらが集まっている。

「うしおととら」は1990年から96年にかけて週刊少年サンデーで連載された人気作。細野不二彦氏の呼びかけで始まった東日本大震災復興支援企画、ヒーローズ・カムバックの一環として、年末ごろ発売のサンデー誌上で16年ぶりの復活を果たすことが予告されている。

現在目下「うしとら」読み切りの執筆を行っていると思われる藤田氏のもとには、5代目チーフアシスタントで現在月刊ライバルで「サムライ・ラガッツイ 戦国少年西方見聞録」を連載中の金田達也氏が20日に訪れ、作中に登場する“獣の槍”を描いたことが明かされている。さらに21日には2代目チーフアシスタントをつとめた「花もて語れ」の片山ユキヲ氏、「美鳥の日々」などで知られる3代目チーフアシスタントの井上和郎氏、「烈火の炎」の安西信行氏も集まり、同じく“獣の槍”を描く予定だという。

新作読み切りの掲載だけでもプレミアムな本企画だが、作画に参加するスタッフも現在では考えられない豪華な面々となっているようだ。

なお、ヒーローズ・カムバックでは、これまでに細野不二彦氏の「ギャラリーフェイク」や、ゆうきまさみ氏の「究極超人あ〜る」、吉田戦車氏の「伝染るんです。外伝『サラマンダー』」、島本和彦氏による「サイボーグ009」といった作品を掲載しており、今後、高橋留美子氏、椎名高志氏、荒川弘氏の作品も発表される予定。同企画で発表された作品は、2013年3月中旬発売の「ヒーローズ・カムバック」単行本に収録され、必要経費を除いたすべての単行本収益、印税が震災復興資金として寄付される。

記事:ネルヤ編集部

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小学館コミック -少年サンデー-

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