「ONE PIECE」代原の異色浮世絵ギャグ「磯部磯兵衛物語」に言及1000件以上の反響


27日に発売された週刊少年ジャンプ2013年26号掲載の読み切り「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」(仲間りょう)が話題を呼んでいる。

今号および来週発売の27号では「ONE PIECE」(尾田栄一郎)が作者の入院のため休載することとなっており、「磯部磯兵衛物語」はその代理として急きょ掲載された、いわゆる代理原稿(代原)と思われる。15ページの読み切りギャグだが、浮世絵ふうのキャラクターで描く斬新な切り口が多くの読者を驚かせ、口コミに乗っている。

Yahoo!のリアルタイム検索で調査すると、発売初日の27日には「磯部磯兵衛」で479件を記録。そのほか、「ジャンプ 浮世絵」で433件、「ジャンプ 代原」で125件と、作品名を挙げずに言及している数も相当数に上り、発売初日だけで1000件以上の言及があったと推測される。

なお、作品のあらすじは、武士の息子である主人公が隠れて春画(エロ本)を読むために母親と攻防を繰り広げるというもの。東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」や、菱川師宣の「見返り美人図」などのパロディも散りばめた、浮世絵ふうキャラクターのシュールな表情やポージングが目を引く作品となっている。なお、印刷の工程上、アンケートハガキの差し替えができなかったため、ハガキには同作の名前がない。人気投票に同作を入れたい人は、記載がない「27」番を記入するよう誌面で指示されている。

記事:ネルヤ編集部

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集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com

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