9日発売予定の「進撃の巨人」12巻、一部地域で限定版の発売に遅れ……ファンは注意を


12月9日同時発売予定だった「進撃の巨人」(諫山創)12巻の通常版と限定版だが、一部地域で店頭に並ぶタイミングがずれが生じることが、同作の公式サイトにて発表された。書店などによると、発売が遅れる場合があるのは限定版とのこと。

今回の発売日のズレについては、流通関連の事情によるものと見られる。出版物の流通では、物理的な距離の問題などで、公式にアナウンスされる地域が存在する。ただし、部数の多いものなど一部の作品で積込と呼ばれる特別便が使われ、この場合は全国一斉に同日発売が可能になる。

今回の「進撃の巨人」12巻では、通常版は積込での配送が使われたが、限定版では通常の便が使われる結果になり、その結果、通常版と限定版の店頭着にギャップが出るエリアが生じたようだ。

通常便での配送となる限定版は、一部遠隔地域では10日の店頭着となる見通しで、通常版の発売よりも1日遅れる形だ。ただし、積込を使った単行本は、関西・東海・四国など一部エリアでは公式発売日よりも1日早い発売となる。今回の場合、公式発売日である9日が月曜日のため、前倒しで7日に店頭に並ぶ。だが、四国に関しては通常便の場合、1日遅れでの配送となるエリアのため、通常版は7日、限定版は10日の店頭着と、発売タイミングが3日ズレる形となり、もっとも影響が大きいエリアのひとつになりそうだ。

書店店頭などでもアナウンスが行われる可能性は高いが、限定版購入予定のファンは書店で探す際、注意しておこう。

記事:ネルヤ編集部

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進撃の巨人
進撃の巨人(12巻発売日についての告知ページ)

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