「東京トイボックス」シリーズ、「南国トムソーヤ」などでしられるマンガ家ユニットのうめ氏が、21日、マンガ「スティーブズ」の続編執筆資金をウェブ上で募集。目標であった50万円の資金調達を2時間で達成した。
「スティーブズ」は、アップルのスティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアックをモデルにした松永肇一（ma2）氏の小説を、コミカライズした作品。2011年に電子書籍配信サイト・パブーで第1話が無料公開され、20万PVを集めていた。
続編執筆にあたって、うめ氏はクラウドファンディングサービス・CAMP FIREを利用し、ユーザーから制作資金を募った。募集開始直後から話題を呼び、10万円、3万円といった高額支援枠が即日バイアウト。22日現在で目標金額の2倍の100万円を超える支援金を集めている。
制作予定の「スティーブズ」続編は、全4回を予定。掲載サイトは第1話同様パブーを使い、有料で販売する。また、10万円で出されていた、同作の連載優先交渉権は星海社が獲得しており、今後の連載化にも期待が持てそうだ。
なお、22日19時時点で、続編購入が無料になる500円の支援枠や、PNG画像の描き下ろし特製ペーパー、原作小説「ジョブズ小説集」の電子版、スマホ待ち受け画像などが貰える3000円の支援枠などは残っており、追加で支援を行える。
記事：ネルヤ編集部
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