首都圏の書店に勤めるマンガ担当者によるチーム“コミック担当者の集まり”( @comitans )が、19日夜、9月発売予定の新刊についての雑感を語るUstream放送を行った。
今回の放送は翌月の新刊一覧を見ながら、注目作や作家、レーベルなどにまつわる雑感を語っていくという恒例の内容で、往来堂書店・三木氏、あおい書店横浜店・石田氏、あゆみBOOKS早稲田店の太田氏、都内書店勤務のチャリ氏の4名が参加。
21時30分頃から始まった放送は、注目作にまつわる話だけでなく、各店舗でどんな作品が3桁(100冊)売れているかなど、脱線しつつ盛り上がり、最終的に深夜1時ごろまで続いた。9月29日に1巻が刊行される新作「カラメルキッチュ遊撃隊」(大石まさる)の話題から、同じく大石氏の「水惑星年代記」シリーズをどんな作品といっしょに並べるべきかといった、書店らしい考察が展開される場面も多かった。
放送の最後には、出演した各担当者が、現在のイチオシ作品を発表。往来堂・三木氏は「日々蝶々」(森下suu)を挙げたが、ちょうど店頭在庫がなくなってしまっているということで「ちづかマップ」(衿沢世衣子)をピックアップした。あおい書店・石田氏は、百合を知らない人にもオススメできるタイトルとして「私の世界を構成する塵のような何か」(天野しゅにんた)を推薦。チャリ氏は自店のカラーを踏まえて「南国トムソーヤ」(うめ)。あゆみBOOKS・太田氏は思い入れの強い「待て!モリタ」(松本藍)を挙げるそぶりを見せたが、最終的にいたずら双子の生活活劇「ふたご侍」(梅本チンウー)を紹介していた。
なお、“コミック担当者の集まり”による放送は通常アーカイブされてあとから放送内容を確認できるが、今回はセッティングなどのミスのため、残念ながら録音は確認できていない。ただし、放送で名前が上がったタイトルは同チームのTwitterでつぶやかれているので、気になる人はそちらをチェックするといいだろう。
記事:ネルヤ編集部
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少年画報社 / アワーズ
集英社 マーガレット公式HP*連載まんが紹介「日々蝶々」 森下suu
ちづかマップ 1 | フラワーコミックス スペシャル | フラワーコミックス系 | コミックス | 小学館
一迅社WEB | 既刊検索(「私の世界を構成する塵のような何か」)
連載作品 | web@バンチ(「南国トムソーヤ」)
待て!モリタ – 太田出版
ふたご侍:作品・シリーズ | 幻冬舎コミックス GENTOSHA COMICS
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