10月1日、角川書店はじめ、角川グループ9社が合併し、新たに株式会社KADOKAWAが発足。これを記念して、KADOKAWA作品の電子書籍が、Bookwalkerなどで、10月1日の1日限定でほぼ全作品半額で販売するセールを実施しています。
とはいえ、超巨大出版社だけに、刊行作品も多く、どんな作品がラインナップされているか、何を買えばいいかなど、悩んでしまう人も多いでしょう。
そんなわけで、ネルヤ編集部がとりあえず目についたオススメマンガ作品をザックザクとピックアップしてみました。まずは通勤・通学などの短い時間で少しずつ読める作品をチョイス。電子書籍はかさばらないスマホでササッと読めるので、電車での移動中に読むのにピッタリというわけです。「あと数時間……! どうしよう!」と思っている人は参考にどうぞ!
超絶美人だけどスーパー残念な姉妹を主人公にしたシュールギャグ4コマ。1巻表紙の「待って目にゴミを入れちゃった」「入れたの!? わざわざ!?」という会話を始め、何かズレてるボケ、何かズレてるツッコミが冴え渡る長崎ライチワールドの結晶。
Bookwalkerでの購入ページ:ふうらい姉妹 第1巻
若きエリートヤクザ・新田と、そこに突然現れた超能力少女・ヒナの生活を描くギャグマンガ。少女(幼女?)のヒナとヤクザということで、一見するとヒナに萌えるマンガに思えるが、実際には、外では誰もが恐れるヤクザなのに、ヒナのワガママや常識外れな行動に振り回され、巻き込まれる新田が一番かわいい。あと、虚脱感あふれるツッコミ芸が冴え渡る。何気に125円と半額どころではない値引きになっているのにも注目。
Bookwalkerでの購入ページ:ヒナまつり 1
「悪夢のような父親」こと秋津薫を主人公にしたギャグ。渋い絵柄と、ダメ金言の数々で翻弄する、かっこいいダメ人間・秋津にメロメロにされる。少年というよりも子どもという感じの父と、ダメな父親を見て育ったため妙に大人びたツッコミを入れる息子というコントラストも魅せる。
レビュー:「こんな父親はイヤだ」今年度No.1、だけど彼は憎めない――「秋津」(室井大資)
Bookwalkerでの購入ページ:秋津 1
ちっとも働かない家政婦ロボのカレットさんと、人類史上最強の変態・イケダくんの日常を描いた4コマ。ナチュラルに体を触り、地面に寝そべってパンツを覗くイケダくんと、容赦ない女性陣の鉄拳制裁が淡々と描かれる。これが萌え系バイオレンスギャグだ!!
レビュー:新ジャンル:ほのぼの暴力4コマ——「彼とカレット。」(tugeneko)
Bookwalkerでの購入ページ:彼とカレット。
イロモノ眼帯の開発に心血を注ぐ伊達政宗に、何かというと焼き討ちしたがる織田信長、神算鬼謀を真田信之らへのイタズラにばかり使う真田昌幸・幸村コンビなど、戦国武将をオールボンクラ化した4コマ。いい加減と見せかけて、案外きっちり史実(伝承)ネタに基づいているので、戦国好きほど笑える。あと、とにかく凶暴な小松姫がツンデレててかわいいあたりが個人的なオススメポイント。
Bookwalkerでの購入ページ:殿といっしょ 1
MMO(大規模オンラインRPG)の廃人を主人公にした変態ギャグ。「ロリコンフェニックス」「魔王様のペロペロ計画」など、ほかの作品名を見てもわかるとおり、タイトルを読むだけで確実に偏差値が5は下がりそうな「バカかつダメ人間」というジャンルをひた走る松林先生らしいハイテンションバカを堪能できる。なお、どんなにバカな内容でも当編集部へはノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
Bookwalkerでの購入ページ:廃人様のエンドコンテンツ
このほか……
「日常」(あらゐけいいち)
「となりの関くん」(森繁拓真)
「坂本ですが?」(佐野菜見)
などもどうぞ。
記事:ネルヤ編集部
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「坂本ですが?」が今年最初の大型難民タイトルになってる印象。初期のバズりぶりは「式の前日」以上
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