いよいよ残り時間もわずかになった、株式会社KADOKAWA誕生記念、10月1日の1日限定KADOKAWA作品の電子書籍、ほぼ全部半額セール。ネルヤ編集部が(目についたところから)オススメをピックアップしていきます。
最後は時間もないので、ネルヤ編集長が好きな作品を片っ端からチョイス。完結作も連載中の作品もまぜこぜなのは、深く考えずに「完結作編」を上げてしまったためですが、とりあえず気にせずざっくり眺めてもらえれば。
思うところあって期間限定で無職生活を送ることを決めたアラサー女子。その生活を淡々と描く本作は、おだやかで、幸福そうにも見えるけれど、どこかで漠とした不安や切なさもあり……。ひと口には語れない不思議な内容については、ネルヤでも座談会を行っている。既刊3巻。
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Bookwalkerでの購入ページ:34歳無職さん 1
今年度屈指の本格SFサスペンス。事件や事故が起こるとき、タイムリープが発動する、「再上映(リバイバル)」という能力を持った青年を主人公に、雪国で起こった過去の事件の真相へと迫っていく。わけもわからぬまま発動するタイムリープ、起こってしまう悲劇を止める方法の模索、事件の真実と、謎が謎を呼ぶ、息もつかせぬ展開でジワジワと拡大中の注目作。年末のアワードでも名前が上がりそう。既刊2巻。
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Bookwalkerでの購入ページ:僕だけがいない街(1)
うっかり「あれ、これ、ITANかマッグガーデンじゃなかったっけ?」と思うような、ハートフルファンタジー。物や動物の声が聞こえる特殊な能力を持った少年と、かつて同じ能力を持っていることで苦しんだ高校生の繊細でやさしい物語。最新3巻まで刊行済み。
Bookwalkerでの購入ページ:ひそひそ-silent voice-(1)
研究職を追われることになった天才数学者が、女子高で非常勤講師となる……というあらすじと「電撃コミックス」というレーベルを見ると、いかにも萌え系ハーレム作品という感じに見えるが、本作はなかなかのセンチメンタル系。主人公含め、繊細で甘酸っぱい思春期感を丁寧に描いている。紙の単行本は期間4巻。Bookwalkerでの電子版は3巻まで。
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Bookwalkerでの購入ページ:やさしいセカイのつくりかた(1)
無気力系の青年・ハルオと、彼に一目惚れした女子高生・美和。羨ましい限りのご身分のハルオに嫉妬……という展開かと思いきや、怖いものを知らない、体当たりの美和と、年を取ったことで臆病になったハルオという、みずみずしくも切ない心理が描き込まれている。完結2巻まで一気読み!
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Bookwalkerでの購入ページ:たまりば 1巻
こちらは打って変わってド直球の多幸感系恋愛もの。兄から送られてくる奇妙なグッズでいっぱいの部屋、通称・煩悩寺に住む青年・小山田くんと、お酒大好きのOL小沢さんのはにかむような恋模様。赤面しながらニヤニヤしたい人に。全3巻。
Bookwalkerでの購入ページ:煩悩寺 1
記事:ネルヤ編集部
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