「大人気!!」とか「大反響!!」とか「全米が泣いた」とか、定番のあおり文句というのはいろいろある。だが、出版社のあおり文句は5割引くらいで見るのが基本だ。よくいわれる笑い話に「週刊誌に第2話が載った時点で『早くも大人気!!』というあおりが入っていた」なんていうのがあるが(週刊誌で第2話の校了までにアンケート結果が出ることは基本ない)、まぁ、売り文句なので何割かは引いてみるのがバランス感覚というものだ。
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歴史的ヒット作のスピンオフというのは、このところすっかり定着してきた。もちろんオリジナルの作者本人が手がけるものは昔から多いが、最近は別の作家が描くパターンも多い。もっとも代表的なのは機動戦士ガンダムで、外伝からパロディまでさまざまな形で派生作品が生まれている。最近だと「進撃の巨人」(諫山創)あたりは、連載中でありながらスピンオフが次々に誕生している。
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年に何度かなのだけれども、明らかに「冷静さを欠いている」作品に出会うことがある。作品自体が熱いとかドジッ子を描いてるとか、そういう意味ではない。打ち合わせ段階でどういうプロセスを経たのかわからないけど、「GO」という判断が下されたとき、少なからず関わった全員が冷静さを欠いていただろうな、と思わせる作品だ。
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それをいったらおしまい、というフレーズがある。たとえば「かわいいから許す」。身も蓋もなさすぎて、もはや二の句は継げないし、かといって、あまりに主観的すぎてそこにほとんど語られるべき内容もない。なので、何かについて少なくともこんなふうに話をするのであれば、「かわいいから許す」というのは禁じ手なのだ。
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突然ですが、クイズです。週刊アスキーPLUSで連載中の4コママンガ「彼とカレット。」(tugeneko)はどんな作品でしょう? 次の5つから選んでください。
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実は今回のレビューは、途中まで書いてから1回全部書き直している。最初に書いた原稿は、90年代からのシュール系ギャグの席巻やら、ギャグマンガを分類する2軸など、割とマジメに長めの文章を書いていたのだが、最終的に全部捨てた。
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この間、Twitterで中学生だか高校生だかの息子にBOOWYのPVを見せたら爆笑されたっていう父親の投稿を見て、衝撃とまではいわないけれど、ああ、なるほどなと思った。
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読む前のイメージと読んだあとの感想が大きく違う作品というのがある。よい意味でも悪い意味でも使うが、いわゆる「裏切られる」というやつだ。「ほぼ在宅探偵ホームズ」(青色イリコ)は、僕にとってはそういう作品だった。
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