1週間の注目作をまとめてチェック。9月最後の今週は大物タイトル久々の新刊が続々登場する。
24日は「娚の一生」（西炯子）4巻が登場。本編完結巻となる第3巻刊行から約2年半、「結婚」の副題が付いた今巻は7編のスピンオフを収録している。
なお、西炯子は今月から3か月間、毎月24（ニシ）日に合計9冊の新刊を連続刊行する「西炯子祭」をスタートさせる。今月は「娚の一生」と同時に、弓道を題材にした「ひらひらひゅ～ん」の文庫版1～3巻をリリースしている。
続く25日はマーガレットなど集英社少女系の新刊がリリースされる。今月は「ふれなばおちん」（小田ゆうあ）4巻、「マイルノビッチ」（佐藤ざくり）6巻、「君に届け」（椎名軽穂）17巻などがラインナップされている。
別冊マーガレット本誌で新連載「花と落雷」をスタートさせたルーキー・渡辺カナは、2冊目の単行本となる「星屑クライベイビー」を刊行。別冊マーガレットsisterに掲載された「デイ・ドリーム・ビリーバー」など3編を収録した作品集だ。
中原アヤは「ラブ・コンTWO」をリリース。大ヒットシリーズ「ラブ・コン」のスピンオフシリーズである本作では、主人公・小泉リサの弟など本編のサブキャラクターたちの物語を収録している。ファミレスの上司として登場した松原数子（年齢XX歳）など、少女マンガとしては異色の年齢のキャラクターが主役の話も。
香魚子が作画を担当する「魔法使いの心友」（作画：香魚子/原作：柚木麻子）は1巻が登場。今作は魔界を救うためにやってきた魔法使いと中学生を描くファンタジーシリーズだ。
8月に4冊同時刊行を行ったヤマザキマリは、今月も新刊2冊を同時刊行する。
大ヒットシリーズ「テルマエ・ロマエ」は、約9か月ぶりの新刊となる第5巻が登場。もう1作は新シリーズ「ジャコモ・フォスカリ」1巻。こちらはヴェネチア出身の大学教授の視点で60年代の日本を描いている。
27日は「三島凛は信じない！」（倉薗紀彦）2巻など、アスキー・メディアワークスの新刊が発売される。
注目は約1年ぶりの新刊となる「いきものずかん」（もりちか）2巻。週アスPLUSで連載中の本作は、哺乳類からナマコやフナムシといった生物まで、生態や味、食べ方などを紹介する4コマだ。
週末28日、まずは小学館・ビッグコミック系の単行本が一斉に到着する。
まさかの映画化が決まった「俺はまだ本気出してないだけ」（青野春秋）は、2年4か月ぶりの新刊にして最終巻、第5巻が登場。42歳、子持ちで突如としてマンガ家デビューを志した大黒シズオを主人公にした異色コメディだ。
こちらも1年半ぶりの新刊となるのが、ジャイアントパンダが生徒会長を務める高校を舞台にしたギャグ「絶対生徒会長！！ 大熊猫さん」（岡田有希）2巻。パンダ高校生が主人公ということで、かわいい癒し系作品と思いきや、誰もが恐れおののく番長的ポジションというキャラクターになっている。
アニメ公開中の「今日のあすかショー」（モリタイシ）は、やはり1年ぶりの新刊、第3巻が発売される。今巻は浴衣姿のあすかが目印だ。
今年3月に1巻が登場すると一気に書店などで話題になった「すみれファンファーレ」（松島直子）は待望の第2巻が登場。小学4年生の川畑菫を主人公にした、ちょっと切なくてほっこりする作品だ。本作は第1巻時点のレビューをこちらに掲載中。
このほか、3か月連続で刊行されていた復刊「我らの流儀 -フットボールネーション前夜-」（大武ユキ）は、完結巻となる3巻が発売される。
同じく28日は白泉社から「大奥」（よしながふみ）8巻がリリースされる。今巻は前巻から1年3か月ぶりのリリースとなったが、現時点のAmazonの説明コメントによると12月に早くも新刊が登場することが予告されている。
また、宇仁田ゆみは新作「ゼッタイドンカン」をリリース。こちらは「楽園」掲載の表題作のほか、3編の短編を収録した作品集だ。
※発売日は予告なく変更されることがあります。また、地域によって発売日が異なる場合がありますのでご了承ください。
記事：ネルヤ編集部
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小学館コミック -フラワーズ-
小学館コミック -フラワーズ-（西炯子祭告知）
別冊マーガレット 公式サイト
office YOU
集英社 マーガレット公式ホームページ
エンターブレイン BEAM COMIX「テルマエ・ロマエ」公式サイト
週刊アスキーPLUS
IKKI公式サイト[イキパラ]
小学館 コミック -ビッグコミックスピリッツ～SPINET- 月刊スピリッツ
楽園 | 白泉社
大奥 ｜ 白泉社
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