1週間の注目刊をまとめてチェック。11月最終週となる今週は、年の差婚を描く作品が立て続けに登場する。
週明け月曜日、26日は小学館少女誌系の新刊が登場。今月は、歌舞伎の世界で生きる2人の若き才能とその恋模様を描いた「ぴんとこな」（嶋木あこ）8巻などがラインナップされている。
同じく26日は少年画報社からBoichiの新刊が2冊同時リリース。「サンケンロック」17巻と、同作のキャラクターが登場する韓国グルメコミック「ユミンにご飯を食べさせたい」が店頭に並ぶ。
27日は「君と僕。」（堀田きいち）12巻など、スクウェア・エニックスの新刊が発売となる。
HEROの「堀さんと宮村くん」シリーズは、「堀さんと宮村くん おまけ」（HERO）2巻と同時に、同作のリメイクシリーズ「ホリミヤ」（原作：HERO/作画：萩原ダイスケ）2巻がリリースされる。シリーズファンはどちらもチェック。
また、芳文社からは「平成生まれ」（ハトポポコ）の完結巻となる第2巻が登場。女子高生たちが主人公の、キュートだけどシュールな4コママンガだ。
28日の注目は、双葉社からの新刊。店頭でも注目度が上がっている、自衛隊の若者の青春を描いた「ライジングサン」（藤原さとし）2巻がリリースされる。
同じく28日は日本文芸社から、「とろ鉄」野村宗弘の年の差夫婦マンガ「そう言やのカナ」2巻が登場する。
月末30日は、小学館・ビッグコミック系の新刊が一斉にリリース。今月は「花もて語れ」（片山ユキヲ/朗読協力・朗読原案：東百道）6巻、「あさひなぐ」（こざき亜衣）7巻、「さすらいアフロ田中」（のりつけ雅春）8巻、「深夜食堂」（安倍夜郎）10巻、「おやすみプンプン」（浅野いにお）11巻、「闇金ウシジマくん」（真鍋昌平）26巻などがラインナップされている。
旧文明が滅びたあとの世界から平成期の日本人を切りまくる風刺系ギャグ「拝啓、旧人類様。」（野田宏）は2巻が登場。本作は1巻時点のレビューをこちらに掲載中だ。
花沢健吾は初の短編集「特火点 花沢健吾短編集」をリリース。未刊行の短編、中編を全網羅しているほか、描き下ろし新作も収録した作品集だ。
山崎紗也夏はエッセイマンガ「ダーリンは55歳」を刊行。自身の、20歳年上の夫との結婚生活を描いた実録マンガだ。
完全版となって再刊行されている「14歳」（楳図かずお）は、3巻、4巻同時発売でついに完結。完結4巻では、フルカラーの描き下ろしの真の結末が追加されている。楳図ファンは必見だ。
※発売日は予告なく変更されることがあります。また、地域によって発売日が異なる場合がありますのでご了承ください。
記事：ネルヤ編集部
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