また、こうした流れから、「マンガ家になるにはどうすればいいか」といった話題も。
遠藤浩輝氏は「「漫画家になる」と決めてから絵を描き始める人はもう既に遅いと思う。勿論遅くても良いけど、それなら漫画原作者を目指すべきで、そのためのコマ割りを学ぶ上では有効かと」と指摘。プロになるタイプについて「「漫画家になる」と考える前に絵を描くのが好きで、漫画が好きな奴なら勝手に描いてるし。「楽しい」だけでやってて、プロになる、ならないとか頭になくて。そんなもんかと」と分析している。
平野耕太氏は必須ではないがマンガ家になるための「ブーストになる事」として「実家。特に東京近辺の実家」とコメント。デビュー当初は原稿料だけではひとり暮らしを支えにくい状況を指摘し、「そうすっとバイトしなきゃなんねえ」「そこが実家だと大分助かるもの」「だから、地方から出てきて、バイトしないで漫画家目指すなら、食っていけるようになるまでパトロンとしてエロ同人描けばいいんだよ」とアドバイスした。なお、平野氏は同じつぶやきのなかで「キュアマーチのエロ同人なら漫画家間違い無しだよ。アヘ顔ならなおのこと確実だよ」と補足している。
これに対しては「変ゼミ」などで知られるTAGRO氏からも賛同の声が上がっており、「旅などで田舎に行く度に思う。「ここに生まれ住んでいたら漫画家を目指しただろうか、なれただろうか」」「(自分がマンガ家になったのは)あらゆる物に有利な東京にいたおかげ。これは間違いない」と語っている。
こうした一連のやりとりは、現在Togetter、NAVERまとめなどでまとめられており、マンガ関係者以外からも反響を呼んでいる。きっかけとなる投稿から一夜明けた17日朝も、TLでは作家らが画力とマンガに関する考察を行う姿が多数見られた。
記事:ネルヤ編集部
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