1週間の注目新刊をまとめてチェック。今週は来週月曜日が祝日ということもあり、前倒しで金曜日に注目作の発売が集中している。
10月初週ということで、まずは4日、週刊少年ジャンプ系の新刊発売が注目。今月は「トリコ」(島袋光年)21巻、「ぬらりひょんの孫」(椎橋寛)23巻、「銀魂-ぎんたま-」(空知英秋)46巻、「NARUTO-ナルト-」(岸本斉史)62巻などがラインナップされている。
先日公式サイトが開設された「ハイキュー!!」(古舘春一)は3巻が登場。これに合わせて、公式サイトでは、ニコニコ静画での試し読み後悔など、発売までのカウントダウン企画を行っている。
“ジャンプラブコメ三国志”と呼ばれた作品群の一角「パジャマな彼女。」(濱田浩輔)はこの日発売の3巻にて完結。同時に、やはりラブコメ勢で単行本未刊行だった「恋染紅葉」(坂本次郎×ミウラタダヒロ)はいよいよ1巻が発売となる。
また、尾玉なみえの異色昆虫ギャグ「モテ虫王者カブトキング」は、1年5か月ぶりの新刊にして最終巻、第2巻がリリースされる。メスにモテたくて仕方ないカブトムシのダイゴローが、虫の世界のモテ王を目指して活躍(妄想?)するキモ系ギャグだ。
続く5日は新刊ラッシュ。まずはヤングマガジンなど青年誌系の新刊が並ぶ講談社から。
「空手小公子 小日向海流」(馬場康誌)は完結巻となる50巻がリリースされる。2000年の刊行開始から12年、堂々の完結をお見逃しなく。
2013年1月より新作アニメ放送が決まった「みなみけ」(桜場コハル)は、11か月ぶりの新刊、10巻が登場。通常版のほかにDVD付きの初回限定版が用意されており、特典DVDには5話分のオリジナルアニメが収録される。
仙石秀久を主人公に、織田信長、羽柴秀吉らの時代を描く「センゴク」シリーズは、第2部「センゴク天正記」(宮下英樹)完結巻、15巻が発売。同時に第3部にあたる「センゴク一統記」(宮下英樹)1巻が発売され、新章が幕を開ける。「一統記」では、いよいよ運命の天正10年、本能寺の変が描かれることとなる。
また、5日は同じく講談社・ITANから「昭和元禄落語心中」(雲田はるこ)3巻が発売される。昨年の「このマンガがすごい!2012」 オンナ編」で2位を獲得し、人気急上昇中の作品だ。
同じく5日、「弱虫ペダル」(渡辺航)25巻など、秋田書店・週刊少年チャンピオン系の新刊が店頭に並ぶ。
言葉にしがたい違和感やすれちがいを、笑いやシュールな恐怖にして描き出す怪作「空が灰色だから」(阿部共実)は3巻が発売。3巻は青い水玉模様が描かれたカバーが目印だ。
シリーズ完結を迎えた「範馬刃牙」(板垣恵介)は、最終巻である37巻が登場。同時に「バキ 完全版」のリリースも始まる。今月は1巻と2巻が当時発売の予定だ。
このほか5日は白泉社・LaLa系などの新刊が。「キスよりも早く」(田中メカ)は完結巻、12巻が登場する。
麻生みことの弁護士コメディ「そこをなんとか」は7巻がリリース。勝田文による、イギリスの古典エンタメ小説シリーズのコミカライズ「プリーズ、ジーヴス」(勝田文/原作:P. G. Wodehouse/訳:森村たまき)は3巻が発売予定だ。
津田雅美は新シリーズ「ヒノコ」を刊行開始。今作は巫女が力を持つ古代を舞台にしたファンタジーだ。
そして、「ガラスの仮面」(美内すずえ)は待望の新刊、49巻が登場。同時に「ガラスの仮面」の厳選名台詞48個をカルタにした「『ガラスの仮面』名台詞カルタ」も発売される。読み手のボイスを収録したCDも付いており、メインに清水ミチコ、ゲストとして松本幸四郎や京本政樹、ケンドー・コバヤシら豪華キャストが参加している。
また、朝日新聞出版・ネムキの新刊発売も5日。岩岡ヒサエが奇妙な森の人間と精霊の暮らしを描く「星が原あおまんじゅうの森」は3巻が登場する。
※発売日は予告なく変更されることがあります。また、地域によって発売日が異なる場合がありますのでご了承ください。
記事:ネルヤ編集部
関連記事
【TLトピックス】「ハイキュー!!」公式サイト&Twitterがオープン! Twitterは2時間で1700人超のFollower獲得
【レビュー】「友情・努力・勝利」が本気を出した、小細工なしの王道スポーツマンガ――「ハイキュー!!」(古舘春一)
関連リンク
集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com
【集英社】ジャンプスクエア -ジャンプが放つ全く新しいコミック誌!!-
ヤングマガジン|TOP|講談社コミックプラス
想像系新雑誌「ITAN」|TOP|講談社コミックプラス
週刊少年チャンピオン詳細|秋田書店
LaLa|白泉社
『ガラスの仮面』美内すずえ|白泉社
朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:ネムキ
No comments yet.
この記事にコメントする